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エンドユーザーの視点に立って
私たちが取り扱う建築資材の各メーカーは、日々、商品開発に余念がありません。毎年、毎月のように新しいアイテムが生まれています。省エネ・節電商品、エコ建材など、商品のトレンドはその時々で変わりますが、変わらないのは、常にエンドユーザーの快適さ、利便性を追求していることです。
一方、住宅や施設の建築において、施主様が直接、仕様を選べる部分は目に見えるごく一部で、大部分の建材や設備の決定は工事業者様に委ねられます。ですが基本的には、図面通りの建物を工期中に建てるのが現場の仕事であり、施工技術やコスト面の問題が、ユーザーの意向よりも優先されがちになるのが現状です。
そこで、工事業者様に商品を納める、私たちの提案力が物を言うのです。大切なのは、現場で見失われがちな「住む人・使う人の目線」。メーカーの人間以上に、商品の特徴やアピールポイントを把握し、ユーザーに喜ばれる商品を現場で使ってもらうための積極的な提案努力を惜しみません。
それは結果的に、工事業者様への、施主様の信頼にもつながると考えています。
知識・情報が、提案力の源
情報化社会と言われる昨今、インターネットで、誰でも手軽にメーカーカタログや商品スペックが調べられる時代です。そんな中、自分たちの扱う商品に関して、情報・知識の質量とも他を圧倒しておらねばならないのは、プロフェッショナルとして当然のことと心得ています。
当社では、メーカー各社から新商品が出るたびに、商品勉強会を積極的に実施しています。各部署のスタッフが自己研鑽の意識を強くし、そこで学んだ商品知識を自分のものとして、工事業者様に還元する努力を続けております。
当社は多種多様な商材を幅広く取り扱ってきた歴史があるため、業界情報や商品知識に関して造詣の深いスタッフが多く、蓄積された知識・ノウハウに裏付けられた、最適のご提案を可能にしています。
これらの活動の積み重ねによって、お客様との「ナカガワに聞けば何でも分かる」という厚い信頼関係が生まれ、またメーカーも、新鮮な情報を積極的に提供してくれます。情報量の優位性は、価格競争を超えたところにあるのです。そしてメーカー・工事業者・当社の相互努力によって、最終的にエンドユーザーに素晴らしい物をお届けする。これこそが本当の「提案力」だと考えております。