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2025.07.04
ダイキン工業 「床置形ハウジングエアコン(VR、V、VDシリーズ)」を新発売
ダイキン工業株式会社は、新たに搭載した「足元暖房気流」で、足元に沿わせた温風を室内のより遠
くまで届ける『床置形ハウジングエアコン』を 5 月 より発売しています。
家庭用におけるガスや石油を燃料とした燃焼式の暖房機器は、年間約 260 万台※1 の需要があり、近
年、燃料価格の高騰や脱炭素社会に向けた取り組みなどを背景に、燃焼式の暖房機器からヒートポンプ
式を採用したエアコンへの転換に注目が集まっています。こうした中、エアコンには、高い省エネ性に
加え、燃焼暖房と比べて遜色ない暖房時の快適性が求められています。
本商品は、北海道や東北地方をはじめとした寒冷地向けの「スゴ暖シリーズ」を新たにラインアップ
することで、外気温マイナス 25℃での暖房運転にも対応 します。快適な暖房運転や様々な住宅のイ
ンテリアに調和するデザインを通じて、エアコンのさらなる普及や脱炭素社会の実現に貢献します。
詳細特長
●遠くの足元まで温風を直接届けて暖める、床置形ならではの「足元暖房気流」
従来のビル用マルチエアコンに多く使用されている冷媒R410Aに比べてエネルギー効率が優れるR32を採用。R32の特性にあわせて形状を最適化した当社独自のマイクロチャネル熱交換器と高効率圧縮機の搭載で、R410Aを用いた従来機比でAPFとCOPは約5%向上し、業界トップクラスのAPFとCOPを実現します。
■マイクロチャネル熱交換器の刷新 R32への転換に伴う冷媒の流速変化に対応し、熱交換器の流路形状を見直しました。冷媒が熱交換器内部にバランスよく分布するよう流路形状を最適化することで、空調機において重要な熱交換効率を向上させました。
■高効率圧縮機の搭載 業務用パッケージエアコンにおいて業界初となる「高効率集中巻モーター」の搭載や、渦巻形状の変更により効率向上した新型圧縮機を搭載し、業界トップクラスのAPFの実現に貢献します。
●環境性
R32はR410Aに比べてGWPが約1/3と小さく、かつ冷凍効果が高いことが特長です。本商品はR32への転換に加えて、当社独自のマイクロチャネル熱交換器や、施工時に使用する冷媒配管の細径化が可能になり、冷媒充填量を約10%以上低減します。また、室内ユニットと冷媒配管の接続に「フレアレスジョイント」を採用したことで、冷媒の漏えい想定箇所から除外されます。さらに、再利用が可能な「リターナブル梱包」での出荷にも対応、従来の木枠梱包と比べてCO2排出量を約8割削減します。
●ニュースリリースPDF
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※詳細はメーカーHPをご確認ください。