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2017.07.10
集中豪雨から身を守るために
集中豪雨は突然起こる
都市部の河川や下水道は、一般的に1時間50mmの降雨を想定して造られている為、想定以上の降雨により都市型水害が発生するおそれがあります。
都市型水害は、地表がアスファルトなどに覆われていることによる流域の保水・遊水機能の低下、地下利用などの高度化により起こると言われています。
H29/7/7現在北九州では記録的な豪雨(1時間に100ミリ以上)による河川の氾濫、土砂崩れやがけ崩れにより甚大な被害が出ています。
地球温暖化の影響もあって、今後全国各地で同様の災害が起こることも想定されていますので、以下のような心構えを常に頭の隅に置いておく事が非常時に自分の身を守ることに繋がるでしょう。
集中豪雨から身を守る為に
河川や用水路に近づかない
局地的な集中豪雨が発生すると、河川や用水路は水があふれ、激しい水の流れが出来ることがあるので、絶対近づかないようにしましょう。
地面より低い道は通らない
立体交差する道路で、路面の高さが前後と比べて低くなっている道(アンダーパス)や、歩行用の地下道路は、集中豪雨が発生すると冠水の可能性があるので通らないようにします。
地下・半地下から避難する
地下室や半地下家屋(地面より掘り下げられた家)は冠水しやすく、水圧でドアが開かなくなって逃げ遅れる危険があるので2階などの安全な場所に避難しましょう。
冠水している道路は危険
冠水している道路は、マンホールや側溝のふたが外れて転落する可能性があって危険です。やむを得ず冠水場所を移動する場合は、傘などで地面を探りながら移動します。
(東京防災より引用)