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2016.03.11
水栓の吐水口から異物や色水が出てきた場合の対処方法
水栓の吐水口から異物や色水が出てきた場合は、以下のような原因が考えられます。
「赤い水」や「赤く細かい異物」が出る。
地下水などの使用で給水配管(鉄管)が腐食し、鉄サビが水栓内に流入し、吐水口から赤茶色の水や細かいサビが出てくる。
対処方法
- 水栓にストレーナを付ける。
- ストレーナをこまめに掃除する。
根本的な対策としては「鉄管を銅管に交換する」「水道水にする」などがあります。
「青い水」が出る。
給湯器の給湯管(銅製)や配管(銅管使用の場合)から出た銅イオンと、皮脂(身体から出たもの)または石鹸の脂肪との反応によって生じた「銅石鹸」が、空気中の酸素、炭酸ガスと更に反応して青い汚れ(金属石鹸)となる現象。
※人体には無害です
対処方法
中性洗剤などで落とすことができます。
落ちない場合には、アンモニア水(10%溶液)を少量滴下してからスポンジなどでよくこすり、食酢などで中和してから水で洗い流してください。
除去後はこまめな掃除で、脂肪の付着を定期的に除去してください。
その他
マグネシウム、カルシウム鉄等のミネラル成分と脂肪が反応して白い汚れ(金属石鹸)が発生する場合もあります。
この白い汚れ(金属石鹸)については、こちらをご覧ください。
2015年3月13日掲載
「シンクの白い汚れは、水分を拭き取りクレンザーでこすればキレイに!」
(LIXILサポートブックより引用)