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2011.12.01
―トイレ編― 水が止まらないときは…!?④
オーバーフロー管より水が溢れていない
洗浄ハンドルとフロートゴム玉を確認する
※トイレ内の床がぬれないようにビニールシートなどをご用意ください。
用意するもの:ゴム手袋・ビニールシート
※ただし、洗浄ハンドルが向かって左側に付いているタンクや寒冷地仕様のタンクの場合を除く
①洗浄ハンドルを前後(または左右)に動かし、もとの位置に戻らなければハンドルを交換します。
向かって右側にハンドルを引っ張った後ハンドルを回すとその位置で固定できるものが寒冷地用ハンドルです。
②洗浄ハンドルに異常がなければタンク内のフロートゴム玉の状態を確認します。
フロートゴム玉がフロート弁にきちんと収まっていなければ、それぞれの状況に応じた対応をしてください。
クサリが絡まってフロートゴム玉が宙に浮いている
からまりをほぐし、フックに引っかかっているクサリの位置を3~4個たるませます。
※からまりが頻繁に起こる場合はフロートゴム玉を交換してください。
フロートゴム玉に異物が引っかかっている
異物を取り除きます。
※INAX商品…洗浄剤などの固形物をタンク内に入れることはおすすめしていません。
③フロートゴム玉を調整してもトラブルが解消されない場合は、フロートゴム玉の劣化や破損、またはフロート弁の具合が原因と考えられます。
故障原因がフロートゴム玉の場合
フロートゴム玉の一部が破損していたり、劣化している。
故障原因がフロート弁の場合
フロートゴム玉を好感しても水が止まらない場合は、フロート弁の本体側に原因があることも考えられます。
- フロートゴム玉とのシール面にキズがある
- オーバーフロー管が折れている 等
※この場合は部品を交換する作業が難しくなりますので、修理依頼をすることをおススメします。
―トイレ編― 水が止まらないときは…!?完結